24-BLOG

雑文集

いきすぎた何でも相対主義

副題:独我の海に流れる実存哲学とジェンダーある差別反対運動(思想的骨組み)の基体(哲学)を考えてみた。物理世界の事実を思想で変更する事はできない。 記述単位が異なる事はあっても、ある地点AとB区間の物理的距離(例:東京〜大阪の直線距離およそ400㌔相…

副題:断ち切る言刃と繕う言葉言葉は事物を断ち切る性質をもつ。 言葉が溢れるほど器は傷ついてゆく。人の傷痕を指して醜いと侮り嗤う者がいるだろう。過ちと非難する者もいるだろう。言葉は言葉の疵痕となり癒える傷痕へ重なってゆく。最近の世相はとかく審…

庇うつもりはないけど

副題:相変わらず宗教然とした社会2021.07.28枠内追記:辞職の意志を示されたようだ。なんとも後味の悪い結末。今般の件、ある思想の評価とは独立に作動していなければならない大切な原理が妨げられたように思う。「ある思想」には如何なる思想を代入しても…

領域展開

副題:領域展開する人から逃げるべし議論には相互不可侵領域が厳然と存在する・・そんな当たり前の作法を改めて思い起こさせるツイートを発見した。 当該ツイート、やや棘を感じる表現が含まれているものの、その点を除けばほぼ同意できる内容だ。まあツイー…

ファイザーの件

ファイザー公開情報によると、妊娠への影響についての指摘が存在する事実を認めた上で、動物実験で検証した結果、悪影響は報告されなかったと書かれている。弊ブログは当該引用文について解釈・判断を加える立場をとらない。またその他ファクトチェック情報…

否定し難い普遍もある

カテゴリー記事に頻出する普遍否定には幾つかの前提がある。①抽象普遍を否定していない。この普遍は、抽象名詞あるいは普通名詞として自我に陰伏潜在する無自覚といえる。②否定は抽象普遍の現実態。山田(私)は人間である。帰納法によって現成する「人間」と…

今さら恥ずかしくて人に聞けない話

タイトル通りです。 辞書で調べても似たような語釈しか載ってないし、正直今さら感しかないナイーブな問題だ。いくら馬鹿を自覚していても、直接バカと思われたら傷付く。私の周りは「思う⇒表現」系の能力者が多い。正直者に囲まれるのは良いことに違いない…

思想に負ける科学

副題:ワクチン接種問題から浮かび上がる科学への誤解と限界二つの思考法がある。①帰納法 個々の具体的事実から一般的な命題や法則を導き出すこと。特殊から普遍を導き出すこと。導かれた結論は必然ではなく蓋然(必然と偶然の間)にとどまる。科学的論理思…

意識の境界線

大した話でもないのだけれど、有限と無限の違いについて、結局のところ無限は思惟空間(情報空間)の中にしか存在しないのか?・・などと昨日の夜考えていた。ビール飲みつつYouTubeで「殺し屋イチ」視聴しながら。エグかったが、数字が脳半球を一緒に回って…

正しい恋愛の形という錯視

もはや火薬庫だ‥性的同意年齢引き上げ問題(現行法13歳、中学生相当)における民間言論空間は、そう形容せずにはいられない程に死屍累々する戦場と化している。言及すると必ず被弾するから念の為お断りしておくと、この問題に対する私の立場は賛成も反対もな…

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