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雑文集

タイ古式マッサージとは

タイ古式マッサージの歴史は2500年以上前に遡り、創始者は釈尊の医師であったシヴァカ・コマラッパとされる。タイ国内では代替医療の一環として現代も医療現場で広く用いられています。

以下、ワットポー伝統按摩手冊(p8)より引用

仏歴2204年(西暦1661年)頃のアユタヤ王朝27代ナライ王の時代、フランス大使サイモーン・ドゥールヴェーの手紙には、当時は病気の治療の為にマッサージが行われていたと書き記されています。

ラマ3世時代になり、古代から伝えらてきたマッサージの各種が全て集められ、これをワットポーの壁画に記されたので、その壁画により誰でも自由に勉強できるようになりました。

仏歴2449年(西暦1906年)、ラマ5世の時代には王室専用医師が集められ、それまでバリー語およびサンスクリット語で書かれていた文書を分かりやすいタイ語に翻訳し、これを一冊の本にまとめ王室医学書(タムラー・ペェーサッ・ソンクロ)としました。

王室マッサージ法(タムラー・ベップ・ヌワット・チャバッブ・ルオン)もこの医学書の中に記されています。

仏歴2505年(西暦1962年)5月30日、ポン・トムヤーニム医師とそのグループにより、古式マッサージ師によるマッサージスクール「ワットポー・タイトラディショナル・メディカルスクール」という学校がワットポーの中に設立されました。

ここでは現在も、古代から続いたマッサージ法を教え伝えています。
王宮の隣に建立されたワットポー(涅槃寺)は巨大は涅槃仏が安置される王立寺院でタイ内外にその美しさが広く知られています。境内の壁画は芸術、風俗習慣、古典医学など様々な学問が絵や文字で記されており、誰もが自由に壁画を見て学ぶことができるようになっています。

バンコク三大寺院

以下、タイ国政府観光庁
〈AMAZING THAILAND〉より引用
https://www.thailandtravel.or.jp/

【ワットポー】
王宮の南側には涅槃仏とタイ・マッサージで有名な王宮寺院、ワット・ポーがあります。ラーマ3世によって造立された涅槃仏は、全長46m、高さ15m。その大きさもさることながら、特に興味深いのが仏像の足の裏です。足の裏には仏教の世界観を現した108の図が、美しい螺鈿(らでん)細工(貝殻を研磨して模様にはめ込んでいく装飾方法)によって描かれています。また、ラーマ3世によって医学の府とされたこの寺院は、東洋医学に基づくタイマッサージの総本山となっており、敷地内ではタイ古式マッサージを受けることができます。
【ワットプラケオ】
エメラルド寺院の通称で知られているワット・プラ・ケオは、1782年、ラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院です。敷地内の黄金の仏塔には仏舎利(釈尊の遺骨)が納められています。ワット・プラ・ケオは王室の守護寺院として建立され、タイで最も美しく、きらびやかな寺院です。エメラルドブッダが季節に合わせ年3回衣替えします。
【ワットアルン】
アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院です。アユタヤ時代に建立され、当時はワット・マコークという小さな寺院でしたが、1779年、トンブリ王朝のタークシン王がエメラルド仏を祀りワット・アルンと名付け、第一級王室寺院としました。トンブリ王朝からチャクリー王朝となってからはワット・プラ・ケオが第一級王室寺院となり、エメラルド仏も移されました。大仏塔の右にある本堂はラーマ2世の建立で、台座には王の遺骨が納められています。


母校
ワットポー タイ トラディショナル
メディカルスクール本校

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