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雑文集

骨盤底筋(PC筋)とは

骨盤底筋(PC筋)は骨盤底を構成する「 球海綿体筋・深会陰横筋・尿道括約筋・肛門挙筋 」などの総称のこと。

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骨盤底筋は尿道や肛門を閉め、子宮や膀胱などの臓器を支え外部からの衝撃を吸収する役割を果たしています。骨盤底は尿道や肛門、子宮から続く膣が開口しているため骨盤底筋の緊張や血流悪化がこれらの働きを弱め、生理機能を低下させると考えられている。また骨盤底筋の支配神経であるS2~4神経は副交感神経(リラックス神経)であり、自律神経のバランスや女性ホルモンの分泌に影響を与えるとも言われている。

筋肉

・球海綿体筋
球海綿体筋は尿道をせばめて短縮し、体液を断続的に押しだすことができる。また女性は前庭球と大前庭腺を覆い、大前庭腺を圧迫して分泌物を排出させ、また膣口を収縮させる。

・深会陰横筋
膣または前立腺の壁、尿生殖隔膜の中心腱。骨盤内臓器を支え、尿道を閉める働きをする。

・尿道括約筋
会陰隔膜にある骨格筋で蓄尿と排尿に働いている。 女性の外尿道口はこの筋によって取り囲まれ保護される。

・肛門挙筋
骨盤臓器を支え、肛門を引き上げ(閉める)会陰の緊張を高める。

骨盤底筋肉には以下のツボが存在します。

経穴

・会陰
【位置】後陰唇と肛門を結ぶ線の中点
【筋肉】外肛門括約筋
【神経】陰部神経(下直腸神経・会陰神経)後大腿皮神経

・長強
【位置】尾骨の下端と肛門の中央
【筋肉】外肛門括約筋
【神経】陰部神経(下直腸神経・会陰神経)後大腿皮神経

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