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行き場のない雑文

赤十字講習その一

ツイッターで女性へのAEDと痴漢間違われ問題が議論されているのを見ました。

そこで話されていた論点(リスク覚悟でやる/やらない)は個人的に関心なかったのですが、漠然と通り過ぎていた、しかしいつ当事者として巡り合うかも知れない応急救命について考えさせられました。

いざその時、自分は適切に動けるだろうか?

見て見ぬふりをしてしまわないだろうか?・・と。

と、いうことで(笑)

赤十字の救命講習を受けに行くことに決定!!

(やるに決まってるだろう。)

予定は7月。

まだ先になりますので応急救命
(一次救命処置:BLS)について簡単におさらいしてみました。

突然倒れた人や、あるいは倒れている人が居たら、まず心停止を疑います。心臓は止まってから短時間で低酸素による不可逆的な状態に陥りますので心肺蘇生など適切な救命措置を施し脳への酸素供給維持を助けてあげなければなりません。

人間の脳は2分以内に心肺蘇生が開始された場合の救命率は90%、4分では50%、5分では25%まで下がってしまいます。

病院外での心停止の過半数、約6割はいわゆる心臓マヒなどの心肺停止であり、助かる確率が高いのもこの心臓マヒで、対処さえ早ければ多くは現場で心拍を再開すると言われています。
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救急隊到着までの数分の間に現場に居合わせた人によって適切な救命措置が行われるかどうかが救命率を大きく左右します。

一次救命処置
(BLS:Basic Life Support)
呼吸が止まり心臓も動いていないと見られる人の救命への機会を維持するため行われる「特殊な器具や医薬品を用いずに行う救命処置」

胸骨圧迫と人工呼吸からなる心肺蘇生法(CPR)とAEDの使用を主な内容とする

以下、日本国内で専門的に応急救命を学べる団体・機関です。

⚫メディックファーストエイド
https://www.mfa-japan.com

(Medic First Aid)は米国の一般市民向け応急手当教育プログラムの開発企業であり同社が開発したシステムの名称でもある。なお、メディックファーストエイドは登録商標であり応急手当法を表す一般名称ではない。

⚫日本ACLS協会
https://www.acls.jp

アメリカ心臓協会(AHA)と連携している国際トレーニングセンターの一つで世界基準の心肺蘇生法講習会を開催している団体。

⚫JPTEC協議会
https://www.jptec.jp

Preventable Trauma Death:PTD(適切な救急医療が施されたならば防ぎえた外傷死)への的確かつ迅速な対処を求められる病院前救護にかかわる全ての人々を対象としたプログラム。

⚫日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp

救助法・応急手当などに関する正しい知識、技術を持つことを認定する。

応急手当や外傷救護法、運搬法
CPR(人工呼吸や心臓マッサージ)
AED(自動体外式除細動器)を用いた除細動などを習得。

⚫消防本部
https://www.tokyo-bousai.or.jp

消防本部によって行われている応急処置技能講習。

応急手当や外傷救護法、運搬法
CPR(人工呼吸や心臓マッサージ)
AED(自動体外式除細動器)を用いた除細動などを習得。

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