24-BLOG

雑文集

返校

記憶はまるで鏡のように
魂の真の形を映し出す
最近ドはまりしたゲーム内で出会った言葉。

悲響和音が柔らかく張つめる。ヒロインの寂寥とした記憶が色となって現前し、画面を、空間を満たしてゆく。ネタバレ防止で細かく書けないですが、台湾の白色テロ時代のとある学校が舞台。

政治弾圧下を生きた教師と生徒。

罪の記憶に縛られ永遠に成仏できずに彷徨う魂。共鳴する私の心。

生とは・・死とは・・
魂とは・・輪廻とは・・
救いとは・・

これらを「道教・仏教」的な解釈で描いた淡く物悲しいストーリーのホラーアドベンチャー。

私も真言密教で灌頂入壇した人間ですからプレイ後は思考が虚脱状態になりました。

作品の「世界観・音楽・映像・見せ方」についてはこれ以上私の駄文を読むより直接トレーラーで触れたほうがわかると思う。

台湾作品ですが日本語にも対応しています。ホラゲ好きな人はぜひプレイしてみてほしいです。

もうすぐ夏ですからね。

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返校Detention

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2020-06-11
追記:返校の余韻を増幅させるツイートを発見。


民俗風習としての冥婚は日本にも存在するけど台湾では赤い封筒を用いるらしい。

以下Wikipediaより。

台湾では紅包と呼ばれる赤い封筒が冥婚に使われる。本来紅包は現地でご祝儀のやり取りや餞別を入れて感謝を伝える用途で使われるものであるが、この風習の場合その意味合いは異なる。女性が未婚のまま亡くなると、道端に遺族が紅包を置く。通行人がそれを拾うとそれを監視していた遺族が出てきて、死者との結婚を強要される。そのため、安易に封筒を拾うことは危険であるとされる。【冥婚】Wikipedia

なるほど興味深い話だ・・
と思っていた矢先。

目の前に・・!!

一目散に踵を返しました。
色や形は遠目にソレを連想させるがおそらくは別物だろう。

(まあ本物であっても問題ないのだけれど。)

※自作自演ではありません。

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