今年も参拝してきましたよ。
靖国神社。そして恒例の記念撮影。
(構図が昨年と同じですが)
題して・・
とほかみえみため と
われもえむ
解説
【ちいおあき】千五百秋。
限りなく長い年月。永遠。
【とほかみえみため】
大和言葉で遠津御祖神笑み給え。
御先祖への感謝の気持ち。
笑愛たまえ。安らかなれ。
【われもえむ】
私も幸せな気持ちになる。
文意
初めに断っておきますが(いや断るまでもなく)私に俳句や歌の知識はない。はっきり言ってセンスもないよ。しかしそれにしたって昨年(今、会いにゆきます)はもう少し捻ったものだ。
・・実は今回の参拝、少し残念な事があって、言い訳だけれど幾分影響している。
前回の参拝(昨年の8月28日)に比べると、今年はだいぶ遅くなってしまった。いわゆる「8月15日」に私はまったく拘りがないんだな。ないどころか意図的にズラしてさえいるのだ。
なぜかというと、その日は慰霊と正反対の色彩が靖国を包むようで、見ていてとても辛くなるから。
辛いし申し訳なくて。
人それぞれ慰霊の形や作法はあってよいし、慰霊だから静寂に厳かに望まなければならないなんて決まりもない。
一般家庭で執り行う祭事へ参列するのであれば其々の信仰に則るほうがよいのだろうけど、神道はおおらかさや純粋な無邪気さを許容するから別に軍服着て行軍ラッパを吹き鳴らす人達がいたって、ま、まあ…問題ない。ないけれど、私の流儀ではないから敢えて毎年ズラしているんだ。右派や左派の政治戦に巻き込まれたくもないしね。
で、さすがに11月なら大丈夫だと思うじゃないですか。もう肌寒いし、こんな日にそんな奇跡と遭遇する事もないだろうと。でもね。
・・いたんですよ
背後に気配を感じましてね、、
おかしいなぁ~
なんだかやだなぁ~
ペタ、ペタ、ペタと規則正しい地面を踏む音の感触とでもいうんですかね。
振り返ったら駄目だ。
気にしちゃ駄目だ。
そう思ったんですよ。
長年の勘でね。
やっぱり我慢できなかったのがイケなかったんですね。
かむながらたまちはへませ
かむながらたまちはへませ
来年こそ、静かな慰霊を。