副題:医療従事者との生命観のズレ
福岡伸一先生の【「動的平衡」生命はなぜそこに宿るのか】は名著なのかな。と物凄く気になっている。
最近アマゾンをポチりすぎているため購入躊躇しているのですが、思えば命とは?を本当に考えさせられるコロナ渦でした。
(終わってない)
医療従事者の考える命と、生活の中に息吹き現実に現象する命と、このズレは何から生まれるんだろうかと。
命とは機械の部品集合であり遺伝子情報というプログラミングなのだ、と考えがちな現代の生物学的医療の眼差しが、どこか冷たく感じられ、私は好きになれないのです。
なお、過去記事で言明しているように、私は医師を信頼すべきProfessionの一柱と認識してますし、NOマスクでも反ワクチンでもない事を重ねて付言しておきます。
この本の正当な学術的評価については素人なのでわからないけれど、いま必要なのは命を思想する作業を助けてくれる本。中古で安く購入できるからやはり買おうかな・・
命は生きてはじめて生命と相成る。そして生きるための活動を生活というのなら、生活できぬ命は生命として現象しえない。
命が守られても、生命を守れなければ意味がない。そして、私が「守られるべき」と観念するのは命でなく生命のほう。