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温故知新

氏子「賽銭で1円いらないとは言えない」預けると赤字に…ゆうちょ銀行の大量硬貨“取扱有料化”で神社ピンチ

引用元:東海テレビ
01月24日06:35配信

気の毒なニュース。

電子決済への移行を発想する人が少なくないのは世相だろう。

「文明の進歩=正しい」「アップデート=進展」と自明に考えられる知性ベクトルを私は備えてないので、かわりに温故知新で考えてみる。だってヘーゲリアンじゃないからね。

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さて。
そもそも賽銭ってなんだろか。

賽の字義は「神様から福を受けたのを感謝してる。」御礼参りの意。「祭」の解字は「生贄の肉を神様に捧げる。」の意。

この供物を御神饌とよびます。
「水/塩/米/酒」が一般的です。

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新漢語林 第2版【祭】

今年はお米が沢山収穫できました。ありがとうございます。収穫したお米(御饌米)を感謝の気持ちとして捧げます。・・とか。

これら順序や自然への感謝の伝統が、単なる属人的利益祈願や金銭供えに成り果ててしまった経緯や理由についてはさておいて、神様とのコミュニケーションを気持ちの問題として本気で捉えるなら、べつに金銭じゃなくても何ら差し支えないはず。

ただ供物が金銭から御神饌に戻ってしまうと神社側は面倒が増えて大変になるかも。

規模の余程大きな神社を除き、賽銭が大量に集まったところで総額はそう多くないと思われるが、「水・塩・米・酒」がたくさん集まった場合、換算価値はともかく物理量がやばい。

とはいえ、神社が非商売かつ氏神信仰を前提に置く氏子間及び地域の共助コミュニティであるのなら。

でも本来そういう場所じゃ・・

(但し国家的意義をもつ靖国や神宮などの特殊な社を除く。)

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