副題∶たまには昔ばなし

映画俳優ウィル・スミスの平手打ち事件がツイッターで話題だけど、元極真松井派門下(黄帯∶戦績二戦一勝一敗、つまり地方大会2回戦負け)としては下動画の価値観に理解をもてる派なんで、あまり驚くところがない。
さすがに動画は極端だが、昔の空気感はこんなだった記憶しかない。
今では無理だろう‥これも時代か
(そういう問題じゃない。)
しかし改めて当時を思い返してみると、一勝とはいえ相手は一般部の茶帯だったから、両眼病気に起因する視覚障害(ロービジョン)抱えながら格上相手によく勝てなと思う。近接連打のセコい戦術だったけれど、初陣だった事もあり小なれど勲章だ。
我ながら頑張った気する。(個人差あるけど)茶帯はそれなりに強いです。
My帯は少しも嬉しくない。
(修行期間二年未満)
空手の帯は強さの証明じゃないから勲章と違うが色帯だと恰好つかない。
白帯
オレンジ帯
青帯
黄帯←ここ
緑帯
茶帯
黒帯
※あまりにも昔すぎて太極一以外の型を忘れるほど記憶曖昧なため総本部道場へ電話確認。認定証は散逸しており手元にない。実はギリ茶帯だったのでは?と期待に胸を膨らませたが、そんなミラクルはおきなかった。
X年2月14日付で五級昇級のデータありますとの回答、、ご迷惑おかけしました。
本当は視覚障害さえ無ければもっと続けたかったし試合もガンガン出たかったけれど、ドクターストップ隠しながらの稽古とエントリーだったから、あの試合あたりが無茶行動の限界だった。そもそも極真を選んだ理由は顔面パンチ禁止ルールは都合良かったから。(顔面🆗なのは蹴り技のみ。)なんか懐かし。
ちなみにどれくらいロービジョンだったかというと、小中高と最前列中央席だったが黒板の字を文字として認識できないレベル。
教科書もおでこにピタ付けしてやっとこさ文字を読み取れた。
まぁまぁイジメられたな。
奇異の目でみられたし。
キモい扱いされたし。
馬鹿扱いもされた。
誰を恨みもしないが両親揃って借金の自己破産してる家だったから色んなものを諦めざるを得なかった人生。
大学の費用を自分で払っていたのだけれども、それさえ保証人への返済に回す事態となり学業断念。お陰で最終学歴はISCED-5です‥
高卒よりはマシだけど。
(;´д`)トホホ…
自己破産してても保証人へは返済してたから、それも含め俺が援助していた。
‥正直一つでよいから普通の環境が欲しかった。
貧乏でもよいから健常者か、あるいは障害児でもよいから資産レベルは人並みの家とか。せめてどっちかにしてほしかった(笑)
中2魂の余焔(青春の残り滓)が妙に纏わり付く。極真時代は遠い昔なのに、武の残り火が未だ心奥で揺らいでた。まるで俺の帰還を待ちわびる相棒のように。
これが魂か‥人生は不思議だ。
ウィル‥もとい佐山先生のビンタが忘れていたものを思いださせてくれた。
感謝です佐山先生。