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雑文集

昔は御札だったのに

パスワード管理めんどくさい・・でもこういうの見ちゃうと個人なんて狙われるワケないだろと思いつつも驚愕する。

How Secure Is My Passwordはパスワード強度を測定してくれるサイト様。
https://www.security.org/how-secure-is-my-password/

試しに適当な文字列をつくって計測してみました。

⚫4桁
数字【0441】
200ナノ秒

⚫6桁
数字【783139】
25マイクロ秒

⚫8桁
数字【08672529】
2ミリ秒=0.002秒

英【AGmXxEoZ】
22分

英数字【G24BA8Kn】
1時間

英数記号【Bz36W-yi】
8時間

⚫9桁
数字【513482971】
25ミリ秒=0.025秒

英【DtEQdKVwo】
19時間

英数字【Y6XEpF49p】
3日

英数記号【V*RMT2k!2】
3週間

⚫100桁
英数記号【・・・・】

octillion
quinquagintillion
years

なんだよ200ナノ秒て。

まあさすがに4桁を採用してる人は今時分みかけないが、パス管理はホント悩ましいですね。

昔は御札。(物理キーも勿論あるけれど)本当に大切なものを守る封印はペラ紙一枚ですよ多分。物理キーとベクトル逆で、向き合う者の良心に鍵を掛けてたんだよね、きっと。現代では非合理だけど、好きな考えかたではあるかな。

それで言うと、よくある怪談構成で登場人物が禁忌をおかして呪われる展開、あれ良心を放棄した邪悪な者の自業自得話でしかないので勧善懲悪の考えでいくとそのまま罰を受け滅するべし、で終わってよく(邪悪を擁護する感想もあってよいけれど)そういった結末に対して救いがない‥などの感想はお門違いと言えなくもない。

ホントに救いがないのは一方的に踏み荒らされる側なんだが、大抵の怪談は心霊好きのオカルトマンが自己中な理由で霊場を散々踏み荒らした挙げ句に怒った死者を霊能者使って退治させるという死者にとって身も蓋もない内容。

オマケに死者を「悪」霊扱いして責任転嫁する始末。

目に見えない世界を大切にしてるハズの霊能者が、決まって邪悪なほうを助け被害側を悪し様にしちゃうのは、結局のところ人間が目に見える(物理的に知覚できる)存在だからでしょ‥という二重に身も蓋もない話。

創作とはいえ。

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