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定義以前の問題と原理原則

副題:差別の論理構造

私が基礎付け(哲学用語)時に原理として採用する土台は3つ。

①ブッディズム(≠日本仏教)
②日本国憲法
③唯物論・物理主義

日本国憲法第14条

【法の下の平等】
すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
私は便宜上、自らを仏徒と表現してるけれど、「天国·地獄/先祖供養/位牌/墓/神/霊魂」などはバラモンや儒教を原点originに置く考えかたなので、①の立場からすると、仮に現実から所謂宗教がすべて消滅しても実は困るところが何もない。

私目線で危険だな‥紛争の元凶だな‥と感じる世界宗教も幾つかあるし、「天国·地獄/先祖供養/位牌/墓/神/霊魂」などの妄念に規律され縛られ囚われる世界観から心を解脱する術(これを行という)が本来の佛道だから、寧ろ仏教者としては歓迎すべき事態ですらある。実態は○○と唱えれば救われるとか喪主を務めると高い功徳を得るとかバラモン世界への回帰をはかってるのが大乗仏教だから。

しかし、その上で②へ立つがゆえ以下の記事を書いたのだが‥

我々は何ものも拒まない...
嫌悪と偏見と差別と...
前記事への付記2
前記事への付記
蘇る魔女狩りと異端審問官

これが特定教団を擁護するものと評価されるのだとしたら遺憾だな。私は結論から思考を遡行させるのでなく原理から組み立てるので、当該論理構造を公平に適用してるだけなんだけど。つまり擁護というなら特定教団を擁護してるのじゃなく当該原理を擁護してるんですよね。

たとえば「男女の平等」というとき、字面上は女性を擁護してるように見えるかもしれないが、私が本当に擁護してるのは憲法つまり国民、日本人同胞の願いである。憲法を欽定憲法と捉えるなら陛下の大御心になる。なのでこれをフェミニズム批判の切り口で批評されたら論点失当と言わざるえない。ちなみに私はフェミニズム大嫌い。

老子の女性原理から説き起こすような人は好き。自然則は女性原理である‥という考えかた。

出典:老子道徳経六章

原文
谷神不死 是謂玄牝
玄牝之門 是謂天地根

谷神は死せず
これを玄牝と謂う
玄牝の門これを天地の根と謂う

出典:新漢語林

【谷神】谷間の奥深く空虚な所にひそむ霊妙な力。老子が、万物を生成する宇宙の本体としての道をたとえたことば。〔老子、六〕

【玄牝】万物を生ずる道(本体)。▼玄は、人間の感覚では知りえず、その作用の微妙なこと。牝は、雌で、子を生むように万物を生み出すものの意。〔老子、六〕

※注意
老子道徳経は42章で「萬物負陰而抱陽(万物は陰を負い陽を抱く)」といっている。つまり陰陽は互根(互いが存在根拠)であり陰陽に優劣はない。

しかしながら万物を産む根本原理、万物の根について、それは母性の偉大である、といっているのである。
余談だが、「保守主義とは男性原理である。」といった断見をまことしやかに流布する者がいる。「男女平等は西洋思想である。」と大嘘つく者がいる。しかし天照大御神が女神であるように、女性原理から説き起こす保守主義だってあるし東洋思想から説き起こす平等論もある。

余談だが、(天皇条項から始まる)日本国憲法と合致する保守思想は差別ありきの儒教道徳(男性原理。儒教圏である日本社会で一般に道徳といったらこちら。朱子学、朱熹の学派含む。)でなく、女性原理かつ男女平等、自由主義を擁護する老子道徳なのでは。なお朱熹二元論は不幸にも隣国日本で差別正当化の根拠(上下定分の理)として発動してしまう。これによって日本人に植え付けらた意識の潮流は『一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ』へ人々を誘導してゆく(逝く?)ことになる。そして未だこの遺風を心地よしとする層、つまり差別構造を肯定する層が存在する。

‥脱線にも限度があるので興味のあるかたはご自身でお調べください。過去記事でも薄っぺらく触れてます。

閑話休題
ここから差別用語を少し使う。

一般的に「三国人」はいわゆる蔑視用語としての扱いを受ける。ではそもそも「三国」の意味は何かを見てみたい。参照する辞書によって記述は異なるが新明解国語辞典にはこうある。

【三国】

①三つの国。「—間貿易」

②昔、インド・中国・日本の称。昔の日本人にとっての全世界。

③〔後漢(ゴカン)の滅亡後の〕魏(ギ)・蜀(ショク)・呉の三国。 「—時代」

出典:新明解国語辞典

言葉の意味内容に、特段ネガティブな箇所は見当たらない。

ある時ある人が、ある三国人の犯罪を見て嫌悪してこう思う。「三国人は危険なんじゃないか。」したがって「三国人を行動制限すべきじゃないか?」

反○○○法の制定を!

只の論理飛躍(前提に疑義)でしかないが、お世辞を言えば論理構造としては一応筋が通ってる。経験事実を前提に帰納演繹されてるから詭弁とまでは言い難い。この(妥当だが)健全性を欠く論理の構造をもとにして「三国人は危険で逸脱する人達」なるラベリングに至る。

【帰納】個個の特殊な事柄から一般的原理や法則を導き出すこと。

【演繹】一般的原理から論理手続きを踏んで個個の事実や命題を推論すること。

このラベルを偏見と言い、この論理構造、ラベルを憲法に優越させる「公共上の言動」が差別作用を生むのじゃないですか。

そして酷い事に「危険な外国人・逸脱行為に及ぶ外国人」の概念を表す名辞へ「三国人」を宛てがった又あてる者がいる。

そして最終段階、○○○の定義は「危険な外国人・逸脱行為に及ぶ外国人」などと平気で言い募る。歴史を再現させるのか。

宗教2世「俺の人生を返してくれ」と死ぬ気で叫んでも無視された日々「中立装った傍観があの事件を呼んだ」

2021年8月の記事で自身の壮絶な宗教体験を話した詩人、iidabii(イーダビー)さんは「カルト宗教問題について、中立を装った傍観をしている人は、人権侵害を許容することと同じ」と言います。

引用元
弁護士ドットコムニュース
2022年09月07日 10時16分

私は明確に中立ですから彼の人の理屈に照らさば以下記事は人権侵害を許容する記事となる。

我々は何ものも拒まない...
嫌悪と偏見と差別と...
前記事への付記2
前記事への付記
蘇る魔女狩りと異端審問官


日本国憲法第14条は
全ての人の魂の詩」である。
為政者の心奥へ届くのか。
煩悩の耳垢つまってて無理か。

上で述べた三国人を例にとるならば、このケースで「当該ある人」が「加害者」について「加害者への厳正な捜査と処罰を望む」のは彼が当事者であれ第三者であれ自然であり道理だが、三国人を規制する「反○○○法の制定を!」とまで望むのだとしたら、それは道理じゃない。

差別であろう。

私はそう思うから、後者について慎重にならざるえない。

差別じゃない。

社会正義なのだ、そう考える人は次の現実へご自身の論理を差別なく適用させるのですか、都合よく依怙贔屓するのですか。

神父の性虐待を「許さない会」PTSD初公表の女性も

カトリック教会の神父による性暴力を受けた被害者らが21日、長崎市で集会を開き、「カトリック神父による性虐待を許さない会」を発足させた。

引用元:朝日新聞
(2020/6/21 18:02)

ところで、ある人がある人を「人種/信条/性別/社会的身分又は門地」を理由に嫌悪しようが偏見持とうが他人の内心など私の知ったことではないよ。その自覚を悪意で公共ルールに反映させるなよと言ってるだけで。

他方、無自覚に差別する人って「無定冠詞/定冠詞」の区別や「全称命題/単称命題」の区別をつけられてないような気がする。また「名詞と修飾語」の関係は論理そのものだがこちらも理解してないと思う。

パン🍞と
🍞【🍞】🍞🍞🍞
     ↑このパンの違い
なので自覚すらない者がテレビやネット上に横行跋扈するのはもはや風物詩として受忍する他ないけれど、自覚できる者はいい加減で諦めて、論理の失敗を認め方針修正すればよいのにと思う。とはいえ両者を弁別できてなお後者の問題を前者の問題として扱う人達はそうする意図があるから認めやしないか。

まあ憲法を基礎付けに使わないと宣言するんなら異なる結論もあるけれど、それ憲法の実効力を低下させる反社行為では。

だって憲法秩序を社会規範の根本原理と認めないって、これを反社と言えないのだとしたら、一体なにを反社と言うんだよ。

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