副題:己の尾を喰らう龍
あるアカウントが凍結されていた。交流はないが専門家であり有意の存在であった。ツイッター社はTwitterの目的を次のように説明する。
ヘルプセンター>Twitterルール常々疑問だった事がある。
Twitterの目的は、公共の場における会話に寄与することです。暴力、嫌がらせ、およびその他の類似行為は、ユーザーの自己表現を抑制し、その結果、世界中で行われる公共の会話の価値を下げることになります。
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-rules
(参照日時:2022.09.14)
Twitter社は公共空間と公共場を区別されてるのか。
公園でたとえると、人という物理現象が近傍(≠人)へ影響を及ぼす所を場(即ち場所)と呼び、当該場の収まる範囲を空間と呼ぶのである。つまり場の集合その空間全体へ及ぶ問題なのか当該場に限定される問題かの峻別。
たとえば「ある人」から見て対辺上に存在するベンチでcoupleが幸せそうに鼻歌口ずさんでいても、鼻歌は「ある人」まで届かない。coupleという個人a,bが共用するベンチの名で呼ばれる(公共空間に形成される)音場に被害者?は存在しておらず、また近傍に悪影響もない。
ここで「ある人」が当該音場へ歩み寄り、よく聴いてみたところ嫌いな歌詞(暗い日曜日)であって不快を覚えてしまった場合、この被害?は鼻歌coupleの行為によって齎らされた現象なのか、「ある人」の行為の帰結なのか。そして公共空間の管理人は鼻歌を止めに行くべきか。
・・ある人の行為、私の眼には「当たり屋被害者ちゃん」とうつるけれども。
他方、マイクとスピーカーを使って大音量で拡声してきたならば、それは鼻歌を「口ずさむ」行為を超えた当該場が空間を侵蝕してゆくライブであって、両者はcoupleでなく最早バンドと言うべきだろう。
この場合に「止めてください」を言うのは100%理解できる。類似行為として鼻歌couple側から「ある人」へ歩み寄るケース。
これも理解できる。
貴方達の音場(暗い日曜日)をこちらへ持ち込むなと。暗い日曜日なんて誰も聞きたくない。
なお、たとえが鼻歌なので対辺を設定して距離を作りました。鼻歌をお喋りにかえれば距離はあんまり必要ないです。
すぐ隣のベンチ想定で構わないし、coupleである必要もない。
Twitter社の見解と異なるかもしれませんが、自ら公衆への影響を意識して行う公共表現(言論であれ芸事であれ)を除き、ツイートは原則「個人の呟き」にすぎないと思ってます。
ところで、上のたとえで言うと、拡声目的の迷惑マイクとスピーカを「(鼻歌couple側でなく)ある人」側へ提供した張本人‥Twitter社なのでは。
公園内、別の場所で男女がお喋りしている。子供には聞かせられない痴話言かもしれない。
でも会話内容を特定する方法ってありますか。公共表現でない私的な楽しみへわざわざ近づいて、集音マイクで拾ってスピーカーへ伝達・拡声する以外に。
これら(本来)原理的に無害なものを有害な夾雑物的雑音へと拡声し瞬時に音場を拡張する手段や機能の提供者が誰あろうTwitter社なんだから、必然、掲げる御題目と整合させるため表現内容へ過剰に介入する他なくなる。
どれほど陰を喰らっても陰陽互根。結局のところ陰の本体である陽を喰らう羽目に。
己の尾を喰らう龍か‥
彼らの自己矛盾とお付き合いしながら利用するの大変だ。(集音マイク&拡声器片手に正義棍棒ふり回す)当たり屋を野放しする厄介な公園なので、面倒ならば進入しないに越したことはない現代のヤバい魔境だわな。
お、入口に何か書いてある。
立て看板{この先日本国憲法‥