一言:日本全国の介護職よ地方を捨て首都圏へ来たれ
情報収集で登録してる介護人材系サイトから届くスカウトメール。2024.5.14時点
世間的に(一般的な賃金感覚からすると)この金額が高いか安いかの判断つかないけれど、いいたいのそこじゃなく、着目点は業界相場からすると【一夜勤3.8万】は高めであり施設タイプが有料老人ホームであるという点だ。
記載のURLを辿ると知らん人はいない有名企業の系列で、標準プランの入居一時金は700+月30くらいだった。
こちらは世田谷区である。
言わずもがな有料である。
2024.5.14時点
一方特養はべらぼうに安いけど安いから申し込み集中して入居待ちがデフォ‥ゆえにスタッフ給も高級有料と比べ低く人手不足に年中喘ぐ。そして(利用者含め)日本人は安い仕事を馬鹿にする癖あるから必然介護職は特養を避けがち。
記事タイトル訪問介護は尚更で労働者から選ばれる要素がない。どこかの政党が【高齢おひとり様安心社会】を掲げてますが実現不可能です。
介護事業者の倒産、訪問・通所が増加_今年は過去最悪ペース_人材難で競争が激化
引用元:介護ニュースJOINT
2024年5月13日
過去記事で『介護は本来高級品』と書いた。介護は資産に余裕のある人達の(本来お金で買えない)贅沢時空間である。
一般向けサービスは(介護と区別される)最低限身体介助のみ提供する時代に移行してゆくと思う。
給付内容が必要限度にシュリンクしてくのは仕方ない。社会保障なのだから、そうでない野放図拡張はモラルハザードを呼ぶし医療は現実そうなってる。それに介護従事者の生活保障を真剣に考えたら介護保険だけじゃ困難。それをムリヤリ介護保険の枠内で手当てせよといわれたら、介護従事者は人生を犠牲にする他ない。
だからこそ日本全国の介護職よ、地方を捨て首都圏へ来たれ。
地方や地元の犧牲になる必要はない。わたし達が一生懸命になる相手、誠心誠意向き合う相手は(少なくとも)介護職の仕事を馬鹿にする者達でないことは確か。
感情労働だから堪えよと無茶言う者の言葉はそれ自体が介護従事者へ向かう暴力である。
すぐお逃げなさい
戦う場所はそこじゃない