差別アルゴリズム——差別的認知を生み出す「後件肯定の誤謬」と実例

①帰納と演繹

②差別の認識論的構造

③差別アルゴリズム

④確率の命題化スキーム

⑤差別的認知と後件肯定

実例①∶後件肯定+確証バイアス結合

youtu.be

実例②∶後件肯定+条件確率の個別適用

記事タイトル
「山手線でやられたわ」有名ギャルタレント、バッグに生理用品ゴミを入れられたと主張も「自作自演」疑われ大炎上

引用元∶FLASH(Y!ニュース)
3/28(土) 20:15配信


https://x.com/aochanp/status/2037462494315421920 より引用

問∶なぜ男性の犯行と断定してるの?
答∶性犯罪の99.9%は男の犯行だから

こちらは記述統計(構成比)から条件付き確率(P(A男性|B性犯罪))』へ跳躍し、その枠組みを個別事例の同定に断定適用するタイプの「後件肯定」である。その意味ではエコロジカル・ファラシーと似た認知構造。

人間モデルの破綻

差別が生まれる過程を視覚化していたら、やはりこの問いへどうしてもぶつかるのだけれど、近現代最大の発明である「人間モデル」に対する根本的な疑義がある。過去何度か柔らかく書いてみたが、ここは可燃性ありすぎて、なかなか踏み込めないでいる。

そもそも認識(分別、意味、価値、規範)とは差別の別称Originなので、人間存在は差別それ自体といえる。人間は原理上、差別抜きに世界を展開できないし、存在しえない。

なおこの原理は人間性質が持つ認知構造上の宿痾、カント風に表現するならばアプリオリなので、人間定義(理性的人間)を変更しない限りは上掲した帰納法の欠落(観察領域の外側問題)と無関係に例外なく妥当する。

宗教に接続すると、宗教裁判の印象強くてあまり好きではないが、キリスト教は宿痾を強く引き受けている。(原罪論)仏教や老荘などの東洋思想は中立的である。(構造論)神道はマイルドに引き受けている。(罪穢祓い)この点、人間本性を隠蔽したがる近現代的理性と比べ、宗教は偉大である。

差別と《区別》は違う!
みたいなこと言わす理性‥

特定の差別的行為を正当化する機序とその建設を社会と呼ぶのだが。


Original: karsai-nei-tsang.hatenablog.com | Author: [マBOY] | First published: 2026-04-17 | ID: pcm-puls


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