副題∶民主主義におけるゲートキーピング問題と限界
俺は彼のアンチじゃないし、ここは触れる気なかったんだが、さすがに新党の共同代表ということなら「みなし公人」相当だから公益性の観点から言及することにした。
ひろゆき∶賠償金を払わないのは合法です。10年経つと払わなくて良いと民法に書いてありますよ。合法なら何をしてもいい。
これ一般論、民事の不法行為損賠請求訴訟で「被告は原告に対し金員を支払え」と命じられた場合、給付判決言い渡しと同時に義務履行期到来となり、かつ遡及的に債務の起算点(不法行為発生時期)が確定するのでは?
また民法第1条には「権利の行使及び義務の履行は信義に従い誠実に行わなければならない。」とあることからも(賠償金を債務、支払い部分を履行と読み替えても)ひろゆき式思考形式の有害さがわかる。
ひろゆき氏の10年発言は、たぶん民法169条を指してるのだろうけれど、そもそも社会的には履行遅滞の時点で好ましくないため、時効狙いの履行遅滞を【良し】とする発想があるなら(どちらかと言えば)それは限りなくイリーガル領域のような‥
もしくは履行期概念と時効(進行/更新/完成/援用)の効力関係理解がバグってるか。つまり他人の知能でなく御自身の知能問題。
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あと、法治国家云々のくだりもおかしい。現代の法体系における法治国家概念は民主的統制の話なのでこの話題と関係がない。ひろゆき氏の頭の中にある法治国家概念は、おそらく昔の中国思想に出てくる法治国家。
あと「合法なら何をしても‥」理論の危険性は「法律は道徳の最小限」という格言からもわかると思う。たとえば無人島なら他者の占有物を奪っても(参照する実定法がない以上)違法と言えないけれど、一般的な倫理観はそれを許さないじゃないですか。
無人島の例はあくまで譬喩だけれども、日本の治安が海外と比べて良いのは法の隙間を日本人の良識(モラルやマナー)が塞いでくれてるからで、その要石部分へ「いやいや合法なら何をしても‥」とわざわざ亀裂入れる人間いたら大迷惑じゃない?
ましてや政治にかかわるなんて。
しかし、である。
西村博之、新党設立
記事タイトル
ひろゆき氏と泉房穂氏が「新党」設立
統一地方選で候補者擁立へ
引用元∶毎日新聞(2026/7/30)
あんな横紙破りの理解で社会を認識してる人間が、他人様に向かって知能が〜とおちょくる人間が、そして日本から出ていった海外移住者が、今度は新党結成って‥
ところで、X投稿は一般論としての発言か、はたまた御自身の過去を内省した末の確信か。いずれにせよ、政治にかかわってほしくない有名人TOP10には入る御仁だよな。
民法の基本原則(私人の社会関係の前提)を守る気のない、むしろ小馬鹿にしている人間が、他人の生活を規律する立法活動に参画するのって、国民的にはOKなの?
ひろゆき氏がネットで無責任放言する程度なら社会的には許容範囲だと思うけど、政治にかかわることについては不信感しかない。
さすがにドイツ基本法21条みたいな制度を持ち込むのは危険だしなぁ‥ドイツを見ると恣意的判断の濫用リスクがヤバい。
結局、ゲートキーピング機能は選挙と言論に委ねるほかないのか‥
補記∶ドイツ基本法21条の実例
記事タイトル実質、右派政党弾圧装置化しているMehr als 1000 Juristen fordern AfD-Verbotsverfahren
引用元∶G+J Medien GmbH
03. August 2026 11:53
闘う民主主義という名のファシズム
追記∶西村博之が振り撒いたもの

https://x.com/romi_hoshino/status/1620601390581301248 より引用
一年後‥
記事タイトル
漫画村に「一貫して積極的に関与」認定、元運営者の星野路実氏に賠償命令…「逃げ切ります」
引用元∶読売新聞(2024/04/18)
アーカイブ∶https://archive.is/D8MGA
賠償命令→「逃げ切ります」
西村博之みたいな言行が栄えると規制が増えるので、彼の放縦マインドが生み出す曲論は自由社会の害悪といえる。

