一言:学位は公的資格として様々な恩典(特権)を持つ強力な称号ですから憲法に抵触するんじゃ‥?
ちょいまえ話題にあがった東京医科大学受験の女性一律減点措置騒動は衝撃だった。そうした行いにも理由はあるのだろう。
しかしである。
性別による点数の調整は不合理な差別を禁止した法律や、法の下の平等を定めた憲法の趣旨に反する。
だが日本は正当化可能な差別であれば許容される社会である。(現に裁判官も↑そう言ってる。)
たとえば最近こんな記事をみた。
記事タイトル
大学入試_理工系に「女子枠」急増_多様化促進?不公平? 東大・横山広美教授「日本の女子の数学力を信じて」
本文
現状、国公立大15大学の「女子枠」はすべて、「学校推薦」もしくは論文や面接で選考する「総合型選抜」だ。
引用:ABEMA-TIMES
大学院にも及ぶ性別を理由としたこうした差別的取扱い、男性は一体“どこまで”許容できるだろうか。また強いられるのか。
社会が特定のイデオロギーを使って憲法を踏みつける解釈を正当化することもあるだろう。
数の暴力には勝てない。
たとえば生活困窮者に女性が多いからといって(困窮者を性別で区別することなく支援する法律を作るのでなく)女性限定で支援する法律を作る場合などだ。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=504AC0100000052
第一条(目的)
『この法律は、女性が日常生活又は社会生活を営むに当たり女性であることにより様々な困難な問題に直面することが多いことに鑑み‥』
↓これじゃダメなの?
第一条(目的)『この法律は、国民が日常生活又は社会生活を営むに当たり性別を理由として様々な困難な問題に直面することが多いことに鑑み‥』
これなら特定の性別を排除せず包摂できる。
たとえば男性が家事育児を担い女性が工事現場で肉体労働稼得しても問題ないわけです。そうならず、男性だから肉体労働・深夜帯労働・長時間労働や地方への転勤を強いられるのだとすれば男性にとって困難な問題であろうし、男性だから命の危険や稼得責任を負担しなければならないのだとしたら男性にとって困難な問題だろう。それでいうと、女性初の護衛艦イージス艦長となった大谷三穂氏はとても尊敬できる。
能力資質適性に【男性も女性もない】とはこういうことでしょ。
ところで俺は地元で男子の通過儀礼的に消防団に入ってた時期あるけど分団含め女性は一人もいなかったような。もし仮に女性の入団を禁止するルールがあったならば怒るべきだし若い女性も参加すればよいのにそうはならない。まあ昔の話なんで今は改善されてるのかも。きっと女性も活躍してるんだろうね。
あと↓こういう構図は男女関係なく息苦しいよね‥女性固有の問題として定義されないとダメな理由でもあるのか?
『>若い女性の県外流出はどこの地方も課題だと思うけど、地域社会が若い女性を「産むためのリソース」としか思ってないからだよ。まともにキャリアを積んでお金を稼げる場所もない、若い女性が息抜きできる娯楽もない。それなのに若いうちに産め、産んだら働けと要求ばかりされる。息苦しさしかないって。』引用:https://archive.is/DK7Z5
単に若者といえば平等で済むところへ【性別に焦点をあててしまう】区別は他方視点の存在しない不公平を生むから上構文を↓こう言い換える。
『若い男性の県外流出はどこの地方も課題だと思うけど、地域社会が若い男性を「インフラ支える都合のよい労働力&納税要員」としか思ってないからだよ。まともにキャリアを積んでお金を稼げる場所もない、若い男性が息抜きできる家庭時間もない。それなのに、若いうちから高齢者になっても働け納税しろと要求ばかりされる。息苦しさしかないって。』記事タイトル
炊き出し、女性に偏り_能登のグループが調査、馳知事に提言
引用元:毎日新聞
能登の↑これなんか典型例ですよね。復興作業にはどれくらい項目(と内容)があって、それぞれ男女比はどうなってるか、たとえば家屋解体や瓦礫撤去、資材搬出入運搬に女性がどれくらい入ってるのか不明だと不公平。危険な重労働は男性が担って当然と考えるセクシズム女性、今時いないよな。
『権利の上に眠るものは保護に値せず』男性に必要な格言はこれですね。男性は弱音を吐くな、はもう古い。弱音じゃなく権利です。若者は遠慮せず声をあげてこう!
女性労働基準規則による女性保護規定は撤廃すべきです。女性を軽視した余計な世話だろう、今どき女性にとっては。
たとえば学位の有無は資格試験の免除措置を受ける条件だが、難関資格で知られる弁理士試験だと、博士や修士は論文(選択)免除対象者だったはず。
https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/ronbun-menjo-gakui.html
年齢や性別に関係なく真面目に努力することの価値よりも、ただ女性であることの価値に重きを置く。学位授与機関による明明白白な【公的差別】ですが、【正当】なのだと社会は強弁するでしょうし、受け入れを強いられることになる。ここまでは規定路線。
じゃあつぎはどうか。
上の例なら女子枠を上手く利用(制度ハック)すれば男性と比べ実力定かでなくとも高度専門職へ容易に就けてしまう。申し訳ないが、私がクライアントなら女性弁理士を避けると思う。
だってある弁理士がセイトウな(公平・公正な競争を勝ち抜いた)弁理士なのか下駄履き弁理士なのか外見上判別つかないから。
じゃあこうした評価(瑕疵の継承)は不当な差別?んなわけない。
陰陽論にこんな言葉がある‥
陰極まれば陽になり
陽極まれば陰になる
間違ったやりかたに修正力がはたらくのは道理だが不当評価とかミソジニーとか言われそう。まあ後者については他人をミソジニー扱いする当の本人がミサンドリーなんで無視すりゃよいのだけど。
特定の性別を優遇する(男女平等の皮を被った)反憲法イデオロギーもけっこうだが、どこまで付き合えばよいんだろう。
↑これじゃダメなの?
本当に教育目的なら無認可校でも可能なわけで、認可を返上してから女子枠つくるなら筋通るけど、学位授与権など法律上の各種特典は得たいから手放したくないと。だが、憲法14条の精神踏みにじってまで女性対象特別枠をつくっても、実態が女性対象特別枠である以上、(形式上は同等であるけれど)実質女流学位として認識されるだけなんじゃ‥追記:社会に殺される男性達
厚生労働省自殺対策推進室警察庁生活安全局生活安全企画課
〘令和5年中における自殺の状況〙
公的データを見るかぎり、圧倒的に男性のほうが生きづらい。
追記:頂き女子の件
記事タイトルこれもなんだかなぁ‥憲法第二十四条(婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し‥)を引くまでもなく、恋愛は両者の合意があればよく、年齢とか(LGBT含め)性別とか国籍とか人種とか職業とかを理由に「△△と□□の真剣交際なんてありえない!疑似恋愛に決まってる!キモい!!」と論点先取しちゃう人(他人の真剣な想いへ割って入ろうとする人々)の心胆、俺はキモくて仕方ない。
【独占告白】「頂き女子りりちゃん」被害男性_相次ぐ誹謗中傷に「なぜ自己責任論で追い詰めるのか…」と憤り
記事アーカイブ
https://archive.is/XAiNn
引用元:AERA dot
2024/05/04/11:00
【一般論はこうだから当該関係もそうに違いない】←こういう考えかたは二重の論点先取であり心底おぞましい。
被害加害の構図が男女逆だったら二次加害だ!と絶叫する人達。
頂き女子と被害者のアレコレについては当事者間の問題だから積極的に言及しようとは思わんが、外野からフェアネスの枠組みやヒューマニズムをグチャグチャにする連中についてはホント嫌だ。
被害者を【非モテ弱者男性】よばわりしたり【おぢ】と吐かしてみたり。この男性に向けられがちな人様を億面もなく小馬鹿にできる【非人間化】ミームを受容する者は犯罪概念の及ぶ範囲すら性別で加減しそうで怖いww
反憲法な差別の申し子たち‥自分らは民間人だから関係なしか。
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