・・あほだ・・
べつに世間に媚びを売るわけではないし、カッコつけるわけでもないけれど、私は所謂「年齢」という固定観念は持ってないんだよね。
若い頃は歳を重ねるという営みそれ自体に(老いへの抵抗とでも言おうか‥)どこか忌避的な虚脱感があったものだが。
普段自覚的に思考に乗せることは敢えてしないけれども、まとわりつく、心底に潜むソレが意識上に浮かび上がってくるんだよ。その度に無意識が怯えながらも追い払っていたっけ。兎に角、年老いたくなかった記憶がある。
でもね、それなりの年齢(戦国時代なら高齢者)になると、不思議と若い時分とは異なる心の境地が視界に入るようになった。若さへの執着を手放せるようになった。
当の本人は、子供の頃から何も変わらない「私」なのだ。
時間とは、自由意志によってピコ秒毎に在り方を決定づけられる諸現象の連続を構成するパラメーターなのだろう。心臓が拍動を安めるその時まで…しかし本当は「永遠の今と空間」しかないのだ。つまりは年齢なんて錯覚。
最近、目標を見つけた。
(肉体の目標だけど・・)
リアル亀仙人としてインスタグラムで話題のベトナム人ボディビルダー「ニョン・リーさん(Nhon Ly)」です。
60歳近いはず。
image credit:Instagram
亀仙人と言っても普段の御老体モードのスケベ亀仙人ではなく、戦闘モードの筋肉隆々めちゃくちゃ強い亀仙人「武天老師」の姿にそっくり。
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若者ボディービルダーはガムシャラ感剥き出しの筋肉モンスターのようであんまり好きでないんですが、鍛えぬかれた肢体が逆照射する老齢の円熟した意志の形が美しくて。自分もこうなりたいと思ってしまった。
そうと決めたら直ぐに宣言して行動。
人は「決意→宣言→行動」のサイクルを止めてはいけない。意志を宿した言葉は三千世界を駆ける。
男は握力トレーニングも欠かせない。
こちらは海外メーカー「キャプテン・オブ・クラッシュ」のナンバー3と言われる強化アイテム。知る人ぞ知る。旧タイプなのでクローズ握力は100㌔相当。当然にまったく太刀打ちできないワケだが。(笑