タイマッサージには大きく分けて二つの流れがあると言われます。一般にはワット・ポースタイルとチェンマイスタイルと認識されているようですが、正確には庶民マッサージと宮廷マッサージに区分されます。
ワットポースタイルもチェンマイスタイル同様庶民マッサージになるのですが、第一級王立寺院ワットポー伝統医学学校で教授されるためか施術法には宮廷スタイルの思想が色濃く出ているようです。
宮廷マッサージの特徴をいくつかご紹介します。
⚫相手には跪いて近づく
⚫合掌と祈り、施術の許しを乞う(←請うでないのがポイント)
⚫正座で施術
⚫息をかけない
⚫相手の顔を見ない
⚫肘や膝、足底などは使わない
⚫施術手技は拇指などの指のみ
⚫円を描くような押圧はせず垂直圧のみ
⚫うつ伏せはしない
⚫合掌と祈り、施術の許しを乞う(←請うでないのがポイント)
⚫正座で施術
⚫息をかけない
⚫相手の顔を見ない
⚫肘や膝、足底などは使わない
⚫施術手技は拇指などの指のみ
⚫円を描くような押圧はせず垂直圧のみ
⚫うつ伏せはしない
一言で言い表しますと、王族への礼儀ですかね。
ワットポースタイルでは肘を使いますが概ね宮廷マッサージの作法を踏襲しています。
施術の優劣について触れる事は控えさせて頂きますのでご了承くださいませ。
この写真はチェンマイのブラインドマッサージのお店で撮った写真です。
施術者は全員が全盲の人達で、施術スタイルは上述で分類するとワット・ポースタイルでした。チェンマイに観光などの際は立ち寄ってみては如何でしょうか。
特に同業者のかたは、きっと新しい気付きと出会えますよ😁