24-BLOG

マBOYの六畳間

正義の盲雨に傘御光

遂に女性誌からも言及され始めました。漫画は漫画だから成立するんですよね‥

しかし、また別の動画では“言いがかり”とも言えるような内容も。朝の通勤ラッシュで混雑したホームに並んでいた男性が、別の列の女性の後ろに並び直したことが「怪しい挙動」だとして、男性を複数人でマーク。乗車時に一瞬だけ男性の手が女性の腰に触れるのを確認したとするが、それ以降は一切の痴漢行為は確認できないまま、被害者とされる女性も不在の中、電車内で男性を取り囲み詰問するというもの。「何もしていない」と主張する男性に「被疑者なんで」と詰め寄り「次で降りますよ」と大勢で取り囲んだ状態で降車させ警察を呼ぶが、被害者もおらず解散となる。

記事タイトル
痴漢や盗撮犯を追い詰める動画が話題も…流行りの「自警団系YouTuber」に潜むリスク、暴行罪に問われることも

引用元:女性自身(Yahooニュース)
8/30(水) 11:01配信

引用記事アーカイブ
https://archive.is/LJcC3

私も過去記事で少しだけ「ヴィジランティズム」に触れてます。以下転載。

話それますが、最近流行りのユーチューブジャンル「ヴィジランティズム」を無思慮に肯定し熱狂する観衆の声を見聞きすると、もはや正義概念それ自体が胡乱に思えてくる。

あれ、(私人逮捕時の有形力の行使は)逃走防止のため必要と判断される合理的程度を超えてないか。許されるの?

そしてそれが反復継続性のある収益化コンテンツとして全世界に堂々動画配信されるって‥あの玩具は漫画と現実の境界を曖昧にさせる洗脳装置だな、などと「それでも僕はやってない」を視聴しながらカキコ。



現行犯を認識する側の推知推認の確かさや被害事実の確かさは考慮されないのね。

加害(他人の不法行為)の事実に先行して被害(他人の不法行為)の事実を認めるの論理矛盾だと思うけど、開始24分くらいで登場する検察官、あの取り調べ実話なんだろうか。実話を元にしたフィクションって言葉の範囲がよくわからない。

ともあれあらゆる取り調べは可視化されるべきだ。

https://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/recordings.html

モデルの人は二審無罪となったようだが、そこを含めた映画の感想の中に驚愕する内容をみた。曰く「真実は本人しかわからない」「100%やってないと言い切れない」「やってないことの証明にはならない」などだ。一旦嫌疑をかけられたら最後、被告人によって無実が証明されない限り無罪であっても疑惑の目を向けられ続けるの、詭弁じみてる。

というのも一般論、↑形式の無実ってどうやって完全証明するんだろうか。論理上は詭弁でないけれど、現実には証明方法がないので不当な要求だ。たとえばつぎの全称宣言、カラスはすべて黒である【∀x(Ax→Bx)】は一見検証可能にみえる。

カラスの個体数は有限なのだから、理屈上いつか必ず検証作業は終わる。しかしながら、それが本当に“すべてか”については証明しようもないし、何よりこれらのコストをなぜ否定側(疑われる側)が負うのか。

【∃x(Ax∧¬Bx)】を否定対当させる側がその存在を立証するのが筋なのでは。

ところでこの世に己の無実を証明できる人って存在するのか。俺は過去人前でウンコ漏らした事実は無い。だが疑う他人に対してそれを証明しようもないから「事実は有る」と主張する側が有ると主張するその事実を提示するのが筋で、提示される根拠に事実というに足る「質と量」が具備されてないならば、もう終わりでよくないか。

私(一人)が見た、とかいわれても、複数名で同時目撃した場合は量が質を補いうるけれど、人間の「見た」は事象の記録じゃなくそう主張する個体の事象認識(記憶/突合/解釈/再認)だし。それに認識の正しさが量で保証されるならば(地球規模でみるならば)神の実在も肯定できてしまう程度に科学的でないけれど、話が痴漢犯罪に及ぶと科学も論理も官憲(警察/検察)の思考から消えるのはわかった。

「有る」の中身を確認できずとも「事実」がアプリオリに存在できてしまうファンタジー。そしてその(虚構の)事実を前提に無実を証明しろと無限要求。端的にいって思考が倒錯してる。だってこれ「犯情」解釈以前、そもそもの「事実」の有無の話だからね。

「性犯罪は許されない」に異論ある者など存在しないと信じてるけど、罪名に痴漢罪が存在しないのはそれだけ複雑な行動態様ということなんだろうな。人間が極度に密集した過密空間では心理的錯覚や認識上の錯誤もつきまとう。


f(x+y)=f(x)+f(y)
f(x)=2x+1

を描出するおり線画を非線形づける因果者は“誰”なんだ?と考える思路をつくれず【2x】が推知できなくなるのは急場の性。

個人的には車列の男女分離しかないと思うけど。「冤罪は許されない」と「性犯罪は許されない」の関係に価値の先後をつけないでほしい。→警察/検察

女性誌も本文で指摘するように、彼らの掲げる目的それ自体に異存のある人はいないと思う。痴漢撲滅、けっこうな事である。また痴漢冤罪ビジネスなどを別にすれば当時者(訴人)に悪意なく動機に不正義など微塵もありはしない。

女性誌の指摘事例だと【一瞬だけ男性の手が女性の腰に触れるのを(ユーチューバーが)確認】したようなので、一般論に置き換えると自己認識上接触の事実を肯定できるのならば(故意でなくとも過失の余地はあるかもだし)当時者から事情確認のため協力要請があった場合は受忍したほうが穏便だし確認作業の中で詰問があったとしても被害心理を慮れば仕方ないと思う。

ただこれ、相手の認識が痴漢前提(犯意前提)で固着してる場合は逆効果なのかな。弁護士の先生に即電話して対応確認するのがベストなのか。正直よくわからない。「故意/過失」以前に接触の自己認識すらない場合(相手側の因果対象の錯誤とか)悲惨だ。「それでも僕はやってない」の泥沼世界へ強制転移不可避という‥

これは男女反転【一瞬だけ女性の手が男性の腰に触れるのを確認】しても同じです。しかしそのうえで、当時者とすれば必要だが本来無用な不利益受忍を要請されるのだし、(明白な現行犯をのぞき)主観上の犯行を構成する各事実がいくら客観的であっても当該各事実を再構成する、つまり犯罪成否の確かさを評価する評価者の認識は主観に依存する以上、準現行犯や被疑者って概念が存在することからも、現行犯っておいそれと振りかざせる言葉でなく、指呼される側が正当な理由で行使する防御権を妨げるべきでない。

たとえば逮捕歴のあるイカつい兄さん達から次のように威迫されたら一般人はどうしたらよいのか。

私主観で貴方は「挙動不審」
私主観で貴方は「被疑者」
私主観で貴方は「警察連行相当」

貴方を数人で囲むし移動の自由を制限するしスマホにも触れさせない。貴方の抗弁権も認めない。制限から脱出するのであれば武力制圧。これら一部始終を動画配信、収益化(反復継続)する。

本格的に「正義」から身を守る技術が求められる時代‥術、護身と知識と相談先の確保あたりか。

でも弁護士の先生に電話したくてもスマホ奪われるわけでしょ?

一番大変なのが、この類の話(者)に短絡して痴漢擁護とか犯罪者予備軍とか過剰な反応をみせる層への対応。

https://twitter.com/negative_gonge/status/1696521187407655207


https://twitter.com/pontaltos/status/1697152668714897460


「>ピーピー騒いでんのも犯罪者か予備軍だからだろ。」

「>犯罪者予備軍と犯罪者の味方が仕事の弁護士しか騒いでない」

***

弁護士でなく前科もない俺は、彼らの認識だと犯罪者予備軍に分類されるのね‥

これだから自警団思想は危険なんだよ、というお話。今年(令和五年)は関東大震災から丁度100年目なので。

彼らって支持者含め(私が見たとおり感じたとおりの形式で外界は実在する)素朴実在論で事象をみてるのかも。血濡れた鋭器を手に持つAの傍らで横たわるBがいたら問答無用でAB間の因果関係を確定させちゃう世界観。アプリオリなのでAの防御権を観念できない。大方そんなところか。

比較的最近の事例としては狂悖暴戻の言論が世間を震撼させた草津冤罪事件の中に見つけることができる。

冤罪被害者(町長や地元民)の名誉第一だから難しいかもしれないけれども、草津冤罪事件は世紀の冤罪事件なのでノンフィクション映像化してほしい。

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