今日は「リラクゼーション」とは何かについて、簡単に述べてみようと思います。
リラクゼーションとは、解剖生理学に照らすと「副交感神経」を活性化させる働きかけです。睡眠時や入浴時、また揺ったりとした安心感のもてる静的空間において、人はリラックス(癒し)状態に入ります。
反対にスポーツや人との会話、お喋りなど動的空間では「交感神経」が活性化するためリラックスとは真逆の作用を生んでしまいます。
「レクリエーション」と
「リラクゼーション」は本来似て非なるものですが混同されやすいです、、
リラクゼーション施設で働くスタッフは、お客様の心身を弛緩させる際にこの「副交感神経」の働きを最大限利用します。
なぜなら緊張は「交感神経」の作用。弛緩は「副交感神経」の作用だからです。
換言すれば施術を含め、副交感神経の優位となるような静的空間を提供する事がリラクゼーションサロンの役割となります。
ですから「レクリエーション」と「リラクゼーション」を混同したスタッフが明るく楽しい空間を出現させてしまった場合、施術者・被術者ともに施術に集中できず、まったくリラックスできなかったりします。
凝りの原因は筋緊張から血液の循環が滞り、「栄養素・酸素・水・二酸化炭素・老廃物」が供給排出不全になることで引き起こされるのではないか?と考えられています。
血流が滞ると(鬱血すると)老廃物が排出されず酸素供給も阻害されます。筋運動に必要なエネルギーである筋グリコーゲンは疲労物質である乳酸を発生させますが、この乳酸は酸素供給によって水・二酸化炭素に分解され排出されるため、結果「コリ」と一般に認識される疲労蓄積が現れる事となります。
脳はストレスを感じると第11脳神経が興奮(活動)します。この副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する肩の運動神経ですのでストレス状態が長く続くと筋緊張も持続する事になります。
血液循環は筋肉の収縮・弛緩による筋ポンプが正常に働かないと(心臓に戻す静脈の流れが)阻害されてしまいます。
姿勢不良も同様で、PCなどの長時間作業は腕を屈曲させたままになり筋ポンプの欠片もありません。
特に上腕三頭筋は肩甲骨と繋がっていますのでご注意くださいますよう。
以上、あくまで一般論として流通・理解される範囲で書きましたが、日本の国家資格者(あはき法)は状態の把握、理解、処置等の方法論一部に「気血」など中医学理論を援用します。
こう書いてみると、いわゆる国家資格でないものの、気の理論でなく現代解剖理論を講学上重視するリラクゼーションサロンの施術のほうが、私個人としては安心して身を委ねられます。
気の理論を施術に持ち込まれてもね・・
最近、久しぶりに「りらくる」へ施術を受けに行って来ました。(屋号変更したんですね・・)とても良かったです。
なんといっても圧倒的店舗数。
これは住まいの近くにどこでもあって便利…という意味ではありません。
店舗数が多いという事はスタッフ数の多さを意味し、それは底辺の分厚さ、内部競争による練度の維持やユーザー選好によって必然的に淘汰選別される施術者の強さを意味します。
そしてこれらを土台で受け持つ社内技術研修システムの整備された体制が生み出す不動の供給力。
などなど、つらつらと書いてしまいましたが、このグループは個人的にオススメできるプロ集団。沢山の人達から愛されるリラックススペースです。
指名ランキングも公表しているのですが、これは見ているだけでも楽しい。
評価者(ユーザー)の分母も大きいので信頼感ありますしね。
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