24-BLOG

マBOYの六畳間

桃傷つきて李仆る

副題:Paradox of Liberty


記事タイトル
外国人材受け入れ、86%が必要:自治体「消滅しかねない」危機感

引用元:共同通信
(2023/09/17)
なかなかの数字になってきましたね。共同通信記事によると外国人材受け入れについて「必要」と答えた首長は86%にのぼり必要とする理由については「医療・介護人材の確保」「一次産業の人手不足」「製造業の人手不足」など。
記事タイトル
訪問介護事業者の倒産、過去最多ペース:深刻な人材不足などで急増=東京商工リサーチ

引用元:介護ニュースJOINT
(2023年9月15日)
記事タイトル
介護留学生獲得、厚労省が促す:奨学金最大168万円助成

引用元:日本経済新聞
(2023年9月18日 0:00)
多数派は(いわゆる移民然とした)外国人材受入れに否定感情を持ってるのだと思う。だが同時に次の動き(日経記事)に対して強い反応を示しつつ、他方で成田案をもボロくそ叩く。支離滅裂だと思う。

これらを縫合する糸が「見て見ぬふり」なのだろうけど、社会インフラの機能不全に対してそれはそれで業界批判するという‥

記事タイトル
社会保障財源「税収増を活用」厚労相、報酬改定を念頭

引用元:日本経済新聞
(2023年9月17日 11:18)

介護でいうと介護保険料を真面目にコツコツ支払ったところで国民は必要なときに必要な介護サービスを受けられません。

だって担い手“いない”んだもの。特養や訪問介護は顕著。ですが、どんな状況であっても機能不全を定義しない限りは定義上の機能不全になりません。つまり理論上?日本において◯◯崩壊は起こりえません。

どうせ国や学者は絶対に失敗を認めない。敗戦を終戦と誤魔化す悪しき日本文化が令和の今も健在な如く。

安西先生理論ですね‥

あと老婆心ながら付言すると、外国人でなく日本人の若いヘルパーを身体介護で使いたいなら事業者は最低時給3000円でも安いと思える感覚ないと無理だよ。

他方利用者視点だと、自己負担3割でも安いと思えないなら無理だよこの制度は。

移動時の交通費もなし待機時間無給の安い金(ワーキングプア並)で他人に他人の糞尿処理させられると勘違いしちゃった個人主義社会の末路という他ない。

介護の外注化も結構だが、本来は家族の高潔な任務。

幸福な時間は分かち合い、嫌厭な時間は社会へ押し付け‥そんな「リベラル的自由人権論を鵜呑みにした個人主義」を家族内で押し通せばこうした未来は自明でした。そうした未来を回避すべく他人の労働力を劣悪環境で奴隷の如く酷使する仕組みを爆誕させるも‥

なお私の基本スタンスは過去記事「価値観闘争の末路と介護の...」で明言した通り賛成です。

外国人材の受入れ。

介護保険料を支払ってきたのにサービスが存在しない国家詐欺への不満を介護業界に転嫁されても困るし、日本人のみで座組む人件費急騰→保険料爆増の未来よりも幾分世代負担は抑えられるはずですからたくさん来てほしい。

日本人のかわりに高齢者から暴力受けたり酷使されたりする外国人気の毒だけれど介護の質は量に依存するので仕方ない。綺麗事では現実に対応できない深刻なフェーズ。上で述べたように国が定義しないため該当から外れるだけで介護保険制度はもう有効に機能してるとは言い難い状況。

だって担い手“いない”んだもの。

爺婆を見捨てず且つ若い世代を守るために打てる手は少ない。

あと畳重ですが、次に類する思考に人手不足にならざるを得ない社会の観念構造を端的に見とれます。

https://twitter.com/2022meimei3/status/1703255140957069740より引用

「無能の癖に、汚い汗かく仕事はしたくないばかり。」

そうなのだ。

社会の大方はmei氏の言葉に同意するはずで、汚い汗かく仕事は無能の役目。我儘いうなと。濃淡こそあれこれが世間の実相だろう。

事実、社会保障(国民の人権実現)を最前線で担う介護が世間じゃ底辺職扱い。堀江氏やひろゆき氏のいうとおり、日本社会では価値のないモノに高い値段はつかない。

残念ですが私もそう思います。

しかしだからこそ「能力値の低いものがhigh-endに触れられない」のは道理だが、それを不服と感じ「能力値を高め下端から脱出せんと抗う」のも道理なんですよね。なので「無能の癖に」が後者に及んでいるとしたら、それ嫌悪感情に根差す無自覚の(強者→弱者)マイクロアグレッションなんでは。

無能は足掻くことさえ憚られるのか、階層固定されるのか、蛸壺に蓋をされるのか、という。

上で紹介した日経記事によれば介護人材は世界で奪い合いになってるようです。下掲の如く日本では価値を認められない介護ですが、海外ならば価値を認められる余白がありそうです。

https://twitter.com/solitar74469385/status/1704372015518699886より引用


介護保険制度は介護業界を食わすための仕組みじゃないんだが、世間からは税金泥棒くらいに思われるてるのかもしれません。若い介護福祉士は介護職を蔑視する日本でなく海外に活路を見出すべきなのかも。

医療ジャーナリスト兼看護師の那須優子氏も次のように仰ってます。

https://twitter.com/nasuyuko/status/1698137026766496079


SOL留学移民さんのサイト【2023年度最新版】オーストラリアで高齢者介護福祉士として働こう!記載情報によると、、Aussie「労働市場についての政府サイトLabourmarketingsightsによると介護士の平均週給はAU$1382(2023年6月現在)で日本円にして約13万円とかなりの高額です!」とあります。週給13万円です!



介護福祉士は国家公認の介護人材であり介護展開能力高いから、あとは英語スキルとビザさえあれば、日本ブランド「KAIGO」は世界で通用するポテンシャルがあると思ってます。

※もちろん資格制度自体に通用力はないので現地法の要求を満たす必要はある。

資本主義自由経済の矛盾を「(ある種の)優生思想と社会主義統制経済ミックス」で継ぎ接ぎすると矛盾が余計に広まるお話。

ところで国民すべてが大卒以上になった社会を考えてみると、大卒が最底辺の無能枠でよいのかな。

起こりえない未来だとは思うけれども、国民全員が博士課程目指す社会があったら最底辺の無能枠はどこに設定されるんだろう。

全員が指揮官を目指す軍隊で防衛は出来ないが仕方ない。社会は【汚い汗かく安い仕事】から脱出しようと頑張る人を応援すべき。

間違っても蓋をすべきじゃない。

堀江氏やひろゆき氏のいうとおり、日本社会では価値のないモノに高い値段はつかないのだから。

洋上で米軍に撃墜された俺の爺さん兄弟は汚い汗かく下士官でした。

全身銃痕だらけだった祖父は赤紙大陸組で汚い汗かく一兵卒でした。

本土に帰ってきたときは文字通り満身創痍、そして不潔の塊だったとか。

生き抜くために、文字通り泥水啜ったのだろう。

そんな祖父達を、俺は今でも好いてますけどね。

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