副題:人は皆、心の中に自分のクニをもっている。
靖国を詠むシリーズ第一投
「いま、会いにゆきます」
第二投
「慰霊に思う」
第三投
「祖父と靖国」
安らぎの君へ
靖国の爺さん達へ、今年は祖国の歌を聴かせたくなった。そんな一年だったなと。まいど孫の自作する詩を三摩地念誦されても飽きるだろうから。
そういえば、拝殿前の祝詞で耳が洗われてよかった。九段下を下車してからのルート中、保守活動家っぽいのがいて腹が重くなったけど、気が楽になった。
さて仕切り直しの柏手。
文部省唱歌『故郷』
兎追いしかの山
小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき故郷
如何にいます 父母
恙なしや 友がき
雨に風につけても
思いいずる故郷
こころざしをはたして
いつの日にか帰らん
山はあおき故郷
水は清き故郷
作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
兎追いしかの山
小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき故郷
如何にいます 父母
恙なしや 友がき
雨に風につけても
思いいずる故郷
こころざしをはたして
いつの日にか帰らん
山はあおき故郷
水は清き故郷
作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
『旧唐書』倭国伝
倭國者古倭奴國也
倭国は古の倭奴国のことである。
其國居無城郭以木為柵以草為屋
其の国の住居には城郭がなく柵を木で作り屋を草で作る。
其王姓阿毎氏
其の王、姓は(アマ・アメ)氏である。
地多女少男
土地には女が多く男は少ない。
倭國者古倭奴國也
倭国は古の倭奴国のことである。
其國居無城郭以木為柵以草為屋
其の国の住居には城郭がなく柵を木で作り屋を草で作る。
其王姓阿毎氏
其の王、姓は(アマ・アメ)氏である。
地多女少男
土地には女が多く男は少ない。
『旧唐書』日本国伝
日本國者倭國之別種也
日本国は倭国の別種である。
私は学者でないから『旧唐書』の真偽に関心がない。ただ‥日本國者倭國之別種也
日本国は倭国の別種である。
それぞれに
それぞれの故郷がある。
それぞれに
それぞれの見た景色がある。
それぞれを結ぶ場所、それぞれへ隔てなく日の差す場所
日高見ノ国
(押し付けの社会像でない)
もう一つの日本よ
安らぎの君へ
くにやすらかなれ