24-BLOG

雑文集

心のワクチン六根浄

某線電車内で、いわゆるNOマスクの中年男性と、それを咎める中年女性との戦いを目撃した。「マスクしないんですか!?」一人の女性が乗り込んだと同時に車内へ轟く一声。怒気を帯びた鋭い声に電車内が一瞬で緊張に包まれる。心が震えました。男性氏、女性の…

AはAなりBはBなり

過去記事「いきすぎた何でも相対主義」からの続き的なメモ書き。以下のデータ(3番119番)を見て同一の元素だと考える人はまずいないと思う。他カテゴリと性質区分する上で共に同一カテゴリ(アルカリ金属)である、または別の概念と区別する上で共に元素である…

祝いたい素朴な気持ちだけ

副題:他人の人生を目茶苦茶にする権利など誰にもない。幸せを踏みにじる事に大義なんてない。控え目にいって人権侵害。↑↑↑スマホChromeの記事トップ(9月1日付)に出てきたので少しだけ感想。「眞子さま 小室圭さんと年内にも結婚の方向で調整」関係者によ…

いきすぎた何でも相対主義

副題:独我の海に流れる実存哲学とジェンダーある差別反対運動(思想的骨組み)の基体(哲学)を考えてみた。物理世界の事実を思想で変更する事はできない。 記述単位が異なる事はあっても、ある地点AとB区間の物理的距離(例:東京〜大阪の直線距離およそ400㌔相…

副題:断ち切る言刃と繕う言葉言葉は事物を断ち切る性質をもつ。 言葉が溢れるほど器は傷ついてゆく。人の傷痕を指して醜いと侮り嗤う者がいるだろう。過ちと非難する者もいるだろう。言葉は言葉の疵痕となり癒える傷痕へ重なってゆく。最近の世相はとかく審…

庇うつもりはないけど

副題:相変わらず宗教然とした社会2021.07.28枠内追記:辞職の意志を示されたようだ。なんとも後味の悪い結末。今般の件、ある思想の評価とは独立に作動していなければならない大切な原理が妨げられたように思う。「ある思想」には如何なる思想を代入しても…

領域展開

副題:領域展開する人から逃げるべし議論には相互不可侵領域が厳然と存在する・・そんな当たり前の作法を改めて思い起こさせるツイートを発見した。 当該ツイート、やや棘を感じる表現が含まれているものの、その点を除けばほぼ同意できる内容だ。まあツイー…

ファイザーの件

ファイザー公開情報によると、妊娠への影響についての指摘が存在する事実を認めた上で、動物実験で検証した結果、悪影響は報告されなかったと書かれている。弊ブログは当該引用文について解釈・判断を加える立場をとらない。またその他ファクトチェック情報…

否定し難い普遍もある

カテゴリー記事に頻出する普遍否定には幾つかの前提がある。①抽象普遍を否定していない。この普遍は、抽象名詞あるいは普通名詞として自我に陰伏潜在する無自覚といえる。②否定は抽象普遍の現実態。山田(私)は人間である。帰納法によって現成する「人間」と…

今さら恥ずかしくて人に聞けない話

タイトル通りです。 辞書で調べても似たような語釈しか載ってないし、正直今さら感しかないナイーブな問題だ。いくら馬鹿を自覚していても、直接バカと思われたら傷付く。私の周りは「思う⇒表現」系の能力者が多い。正直者に囲まれるのは良いことに違いない…

思想に負ける科学

副題:ワクチン接種問題から浮かび上がる科学への誤解と限界二つの思考法がある。①帰納法 個々の具体的事実から一般的な命題や法則を導き出すこと。特殊から普遍を導き出すこと。導かれた結論は必然ではなく蓋然(必然と偶然の間)にとどまる。科学的論理思…

意識の境界線

大した話でもないのだけれど、有限と無限の違いについて、結局のところ無限は思惟空間(情報空間)の中にしか存在しないのか?・・などと昨日の夜考えていた。ビール飲みつつYouTubeで「殺し屋イチ」視聴しながら。エグかったが、数字が脳半球を一緒に回って…

正しい恋愛の形という錯視

もはや火薬庫だ‥性的同意年齢引き上げ問題(現行法13歳、中学生相当)における民間言論空間は、そう形容せずにはいられない程に死屍累々する戦場と化している。言及すると必ず被弾するから念の為お断りしておくと、この問題に対する私の立場は賛成も反対もな…

悪魔のチェリーとワクチン

チェリーピッキングという詭弁術がある。チェリーとは、多くの事例の中から自分の意見ないし主張強化に有用な事例のみを選んで根拠に用いること。言論って、大概がこれなんだなぁ‥とワクチン論争をみて改めて感じた。異なる立場それぞれが、互いにチェリーピ…

価値の順列という謎ワード

副題:社会と没価値性(半順序集合を思想する)「価値の順列」という謎ワードを見た。漫画家の小林よしのり先生かな。おっしゃってたの。あまりに謎ワードなので、少しだけ書いておきます。価値観の話なので、一応過去記事「社会正義の詐誕」を載せておきま…

言葉にできない

副題:人間は、一人では‥い、いき‥(以下略)出典:日本政府観光局(JNTO) https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/ 訪日外客数ダダっ減りだ。 政策判断の是非についてネチネチ言いたいわけではない。この問題、どっちのポジションとっても…

社会は陰陽オセロ

副題:水はいれかわる『儒教に触ると押し並べて変質する。仏教、道教、神道‥国でさえも。結果論ではあるけれど、かつて日本を破滅させた国家教学が儒教(朱子学)である。』と前回記事「胡蝶の夢に見るもう一つの生きかた」に書いた。今回はもう少し踏み込ん…

胡蝶の夢に見るもう一つの生きかた

副題:自然体で生きる『荘子』内篇 斉物論 第二昔者、荘周夢為蝴蝶。栩栩然蝴蝶也。自喩適志與。不知周也。俄而覺、則蘧蘧然周也。不知周之夢為蝴蝶與、蝴蝶之夢為周與。周與蝴蝶、則必有分矣。此之謂物化。レファレンス共同データベースhttps://crd.ndl.go.…

開けないバッグ

play.google.com「Elona Mobile」のGoogle Play概要欄を読んだらすっごく面白そうだったから、RPG好きの俺は早速ダウンロード。これは台湾ゲーム「返校」以来ひさびさのマイヒットに違いない。そんなハードル高ぇ‥期待と厨二ファンタジーを胸一杯に詰め込ん…

他家の問題だよな

副題:そもそも私は同氏支持ですが・・「夫婦別姓」問題が実社会でどれだけ重要トピックとして意識されているかの実態調査って為されているんだろうか。一部を除きあまり喫緊の課題とは認識されていない気もするが。「夫婦別姓 アンケート」で調べると、選択…

美しい物語の結末

副題:ある騒動を見つめて 追記:法改正されました 「障害者に対する差別の禁止及び合理的配慮の提供義務について」厚生労働省 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25年法律第65号)(事業者における障害を理由とする差別の禁止)第八条事業者は…

なにかを見た

www.thetimes.co.uk Harry is now chief impact officer (or Chimpo) of the life coaching and mental health company BetterUpTHE TIMES, “Prince Harry’s new job: what is a chief impact officer?”8 Apr 2021これはどう受け止めると合格なのだろうか。…

青糸のみぐし楚々なるかな

花王は化粧品の「美白」の表記を取りやめる。(中略)米国で起こった黒人差別への抗議運動を受け、外資メーカーが肌の色による優劣を連想させる「ホワイトニング」などの表記を取りやめた。花王、「美白」表現を撤廃:人種の多様性議論に配慮日経新聞ついに美…

一文字に宿る哲学

判断文と現象文がある。【は】副助詞判断の対象や叙述の内容がその範囲内に限られることを表わす。新明解国語辞典「は」は対象を観察、認識する者の判断を主に表す。叙述の内容を主語に限定する場面に用いる例も多いと思う。→明日は晴れるだろう。「晴れる。…

怒ってます

ちょっと感情的に書くのだけれど、この時以来、久々に怒っています。こういう「他人の傷へ塩」系の記事をオススメに挙げてくるなよと。以下、Chrome ヘルプセンターより引用。 https://support.google.com/chrome/answer/9626891?p=new_tab&visit_id=6375191…

批判と非難を弁別できない社会

副題:批判とは相手の規範や価値観を否定する事じゃない 過去記事「主張の構造」の続編になりす。これはずっと気になっていたテーマ。市井の誰も彼もが気軽に言論参加できる現代ネット社会の端緒を探すと「2ちゃんねる」に辿り着く。当時は便所の落書きなど…

人生所詮夢幻

松原タニシ氏の事故物件生活を元に制作された映画、その名も「事故物件 怖い間取り」を最近になってようやく視聴した。感想エンターテイメントとしてはなかなか面白かったです。旧巨大匿名掲示板などネットに散らばる怖話あるあるを詰め込んだかのような構成…

国旗損壊罪について思うこと

副題:保守だからこそ反対する国旗損壊罪。「もう一つの国旗」「もう一柱の太陽神」から日の丸の本当の意味を考える。政治と宗教の話はタブー…とよく言われる。特に政治談義は己の思想信条に基礎づく話である。多様な立場を唯一の解答へと収斂させるプロセス…

主張の構造

※論理構造ではなく「主張」の内部構造です。人の主張は複数のレイヤーが重なって構成される。たとえば以下の主張。山田(仮名):人は必ず寿命で死ぬよね。私も人間だから永遠には生きられない。死ぬのは怖い…死にたくない。長生きできる社会である“べき”だ…

三点リーダー症候群と名付けるレッテル貼り症候群

以下に紹介する記事内容(三点リーダー症候群)が社会に驚きと困惑の波紋を広げているようだ。ワイドナショーでも取り上げられたネタ。〈語尾が「…」ばかり「三点リーダー症候群」相手のせいにするズルさも〉「三点リーダーというのは、本来は『ほかにも、も…

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